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いつも一緒に昼飯喰ってるヒトが出張で居ない為、装置の横でずっとDebug してマス。
今日はなんか調子が良い!!
ナカナカ手が止まらずに集中できてる(じゃあ何故Blog を???)
Twitter もあまりいじっていない(イー・モバイルの電波のおかげか???)
あ、Twitter アドレス報告 : http://twitter.com/s14twi
この調子で、午後は「マキシマム ザ ホルモン」で頑張るぞ~
って言うか、この椅子ケツが痛い >_<
一日座ってると、ケツがぶっ壊れそう^^;
「グローバル」と言う聞いた感じの良い言葉ですが・・・ 私にとっては唯の「出稼ぎ」です。
この「出稼ぎ」が、最近売れないんですよ。
何故売れないか??? 答えは単純、「金額」です。
現在、長野県内のこの業界は、殆ど仕事がありません。
何処の会社も設備投資を控えている為、新規の装置が出ません。
その為、それに関連する、電気関係・メカ関係の設計業者、製作業者、部品系の加工業者、処理業者、プログラム業者、殆どの業者が手が空いている状況です。
そこで、各業者が考えることが、「グローバル化」です。
海外の仕事を取ろうと営業かけて来るのですが・・・
ナカナカ上手く行っていない様です。
さて、何故でしょうか???
答えは単純、「金額」です。(笑)
出稼ぎですから!!
相手国から見れば、「何で、高い物を買わなきゃ行けないの?」っつー話です。
その国にも、当然、その業種は有ります。
もちろん、その国に同業者が無いと言う事であれば話は違いますが、
同じ仕事を国内で出来ると言う状況であれば、結局は金額勝負になります。
日本人側の言い訳としては、「技術力が・・・」「クオリティが・・・」とか言いますが、
相手国のお客さんに対して、相手国の同業者を批判して仕事は取れますでしょうか?
海外の大きな会社の設備投資には、少なからず国のお金が入っている筈です。
何故、国のお金が入るかと言えば、その国の経済対策の為です。
では、その国の経済対策が含まれたお金で海外のモノを買いますでしょうか?
設備投資の内、内製化用予算(国内)と買い入れ用予算(国外)の割合が決められております。
その国外用の予算に入れてもらう為に、大手装置メーカーは長年、超努力しております。
ウチはちゃっかり台湾国内登記している会社は別会社なので、台湾ローカルメーカーとして営業しております^^;
その場合は、完全に他のローカルメーカーと真正面から勝負する事になるのですが・・・
いずれにせよ、先に海外進出した企業は、それなりの苦労をして何とかやっていると言う状況です。
最近は、安易に海外進出を考えすぎている業者が多い!!
ほぼ、全員の頭の中に、「日本上位」の考えが染み付いている様に感じられるのですが・・・
何処からその考えが出るのでしょうか???
日本に仕事が無くて、海外に出稼ぎに出るんですから、相手国に対して低姿勢で出るべきでしょう。
そんな態度で営業に回るから、最近、日本企業のイメージが低下しています。
ウチが、日系企業としてではなく、ローカル企業として営業を行った理由が、
○日本企業は金額が高い
○日本企業は融通が利かない
○日本企業は対応が遅い
○日本企業は、仕様変更や、追加、改造が有ると、その都度見積もりが出てくる
こういったイメージがユーザーに強く根付いてしまったからです。
もちろん、先に進出していた企業が根付かせたイメージって事もあるのですが、
この状況を理解した上で営業活動しなければいけません。
当然、相手国にも悪いイメージはあります。
○検収条件が曖昧
○いつまでも検収を上げない
○支払いの信頼性
○追加仕様が多い
コレは、相手の性格といった面もありますので、
良く理解していれば、毎回こう言ったトラブルになる訳では有りません。
逆に言えば、日本企業的にこれが嫌なら海外で仕事しなければ良いだけです。
我々の立場は出稼ぎですから、それらが理解できなければ仕事をしなければ良いだけです。
相手にしてみれば、全然関係の無い事です(笑)
何故突然、この様なBlog を書いたかと言うと・・・
ここ数日で、こういった事が有りまして・・・
まぁ振り回されたと言う事なんですが・・・
いずれにせよ、私も地元企業と海外の仲介役に成る事を望んでいます。
その為に地盤を作ってきたわけですから。
でも、ソレに対する日本企業の意識が低すぎてコレではローカル企業に勝てません。
「技術力」とか、「信頼性」、「クオリティ」は、有って当たり前。 無ければ駄目なもの。
そのレベルまで我々(日本企業)の意識を上げるべきです。
そもそもソレらを売りにしない事。
ユーザーの前で、そういったトンチキな事を言って営業をするのではなく、ローカル企業と金額で勝負をする!!
その上で、さらっと高いパフォーマンスを発揮すれば商売が続いて行くのではないかと思います。
コレは、何処の国でも当たり前の事で、日本固有の考え方ではないですよね。
来週また台湾に帰りますが、不在の間に現地のウチの社員には大変な思いをさせました。
戻ったら一生懸命フォローしないと^^;
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