映画バック・トゥー・ザ・フューチャーは・・・
Future in the past だ!!
この前、知り合いとお酒を飲んでる時に「私は自分の夢を裏切った」と発言しました。
コレは説明が長くなりますが・・・
実は私は映画バック・トゥー・ザ・フューチャーの大ファンでして^^;
高校生の時にTVで放送してたヤツを録画し、オニの様に繰り返して見ました。
リアルで100回は見たと思います^^;
当時は日本語吹替のセリフも全部覚えてしまう程見てましたね・・・
この映画の中で、デロリアンと言う車をタイムマシンにして過去や未来にタイムスリップするのですが、
タイムマシンの重要な部分、タイムサーキットとフラックスキャパシターと言う装置が有ります。
フラックスキャパシターを起動するには、1.21GW(ギガワット)と言う超膨大な電力が必要です。
実は、最初のデロリアンは、この電力をプルトニウムで作っていました。
ドクがリビアの過激派からパクったと言う設定になってます^^;
過去に行ったマーティは、帰りのプルトニウムが無い為に、現代へ戻れません。
過去のドクに助けを求めて、最終的にはカミナリの電力でフラックスキャパシターを起動させて現代へ戻りました。
さて!! ココからが今回のポイント!!!
最後に、マーティの過去の手紙で助かったドクは、未来へ行きます。
そして、マーティが家に帰ると、先程未来へ行ったばかりのドクが未来から帰って来ます。
※未来滞在時間は永いと思うが、現代に戻る設定時刻がすぐだった。
急いでマーティを連れて未来へ行く事になるのですが・・・
その時、ドクはゴミ箱をあさり出して、残飯やビールの飲みかけ等をデロリアンの後部の白い装置にぶち込んでいます。
マーティが何をしてるの?と聞くと、
ドクは、燃料だよ!と答えました。
コレです!!
未来に行ったドクはデロリアンを改造し、空を飛べるようにした事と「ゴミで電気を作る」ようにしました。
SF映画なので基本的には空想の物語ですが、なかなか鋭い描写が有ります。
この映画に夢中になっていた当時でも、「空を飛ぶ」と「タイムスリップ」はさすがに厳しいと思っていましたが、
その他は意外と••• と思っておりました。
第二章は未来の話ですが、映画館で「ジョーズ」が3Dで放映されています。
今は既に3D映画も現実になってますし•••
ま、ソレはさておき!!
このバック・トゥー・ザ・フューチャーは1985年の映画で、
※第二章は1989年
設定上の「未来」は、2015年なんです。
つまり、もうそろそろ当時の未来になります。
未だゴミから電気を作る「ミスター•フュージョン(映画での装置名)」が出来ていないんです•••
※1.21GW レベルまでは行かなくても、家庭用ゴミ発電機がと言う意味
当時感じた「未来」はまだ現実になっていないという事と、その未来を「誰かが作ってくれる」と思っていた事に、
「私は自分の夢を裏切った」と思った訳ですね•••
自分の夢をさぼってたと言う気持ちになりました。
最近、私の興味のテーマはズバリ「発電」なんですよね(笑)
ずーっと発電の事を考えています。
その中で、「水素」がかなり有効なのでは?と言う考えに至っております。
まぁ、Blog にそんな感じのニュアンスが現れていると思うのですが^^;
水素生産、水素備蓄、水素の事を色々と調べています。
ソコで「ミスター•フュージョン」とリンクしたんですね•••
ゴミを分解するとどうなるか?
メタンガスが発生する。(メタン菌等のバイオ分解をすれば)
メタンは、CH4 と言う事で、H が有りますがな!!
メタンは水蒸気との反応で、
CH4 + H2O -> CO + 3H2 と言う事で、一酸化炭素と水素混合ガスになります。
この水素は使えないのだろうか???
調べたら「生ゴミ発電」って言うのが有ったんですよ!!
良いじゃない!! 使えるエネルギーだ!!
しかし、ゴミを分解するには時間がかかったり使えるガス•使えないガス等も有るだろうし、色々と問題が有るでしょう。
でも、今のゴミはほとんど燃やしている訳だし、これらを資源にする事は可能じゃないのかな???
もちろん、コレをすべてのエネルギー源には出来ない訳ですが、
前にも取り上げた「小さな発電」の一部に組み込めるのではないかと•••
今後のエネルギー http://s14.dcnblog.jp/pri/2011/03/post-3f49.html
正直、発電には様々な問題が有ります。
一番は「効率」でしょう•••
電気を作るには電気が必要です。
全てとは言いませんがほとんどの場合、エネルギーを必要とします。
その消費エネルギーと生産エネルギーの比率が肝心です。
また、生産コストも「効率」に含まれると思います。
生産コストには、発電の材料、設備のランニングサイクル、人員等、
出来るエネルギーが何円か?
これらを考えた上で発電が現実的なモノになるのだと思います。
「ミスター•フュージョン」は、一般家庭向けの電源だそうです。
20年以上前に未来では「プルトニウム」から「ゴミ発電」にシフトしていますと描写した映画。
バック・トゥー・ザ・フューチャーの中にはまだまだ未来が有ります。
そういえば書いているうちに思い出したのですが^^;
圧縮されたピザ(小さいクッキー位)を解凍すると大きくなる(普通のピザ)技術等も描写されてました。
コレは私も大変興味深かった。
圧縮するとモノの温度が上がるだろうし、膨張させると温度が下がるだろうし•••
そもそも、今の冷凍技術も、モノを外から冷やすという手段で冷凍させている。
暖める技術は、モノを外から暖めるだけではなく、水分を振動させてその熱で加熱する電子レンジの様な内部から暖める事が出来る。
冷凍もこういった内部から冷やす事が出来れば良いのに••• と思っております。
ま、映画を再現するには冷凍+圧縮が必要なのですが^^;
後は、照らせばソコが暗くなるライトとかも有れば面白いなと思いますね。
光の逆。 照射すると反射光を吸収しちゃうみたいな•••
生きている間に色々なモノが発明されて現実に成っていくと思いますが、
そのきっかけは「夢」に有るかもしれませんね。
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