国民年金と少子化
台湾に居る時には年配の方と一緒にお酒を飲む機会が多い。
と、言うか・・・
ほぼ毎日なんですが^^;
毎日お酒を飲みながら、毎日違う話題で盛り上がる。
この前、話題になったのが「年金」でした。
我々の年代は既に受給額が年金支払額を下回ります。(予定^^;)
払った分だけもらいたい!!
そう思うのは当然ですが、年金の仕組み上、そういうモンでは有りません。
今我々が支払っている年金は、今受給されている方々の為に使われています。
※全額ではないと思うが・・・
と、言う事は、我々が受給する頃は、その世代の年金支払のお金で受給します。
我々が支払った年金を貯蓄・運用し、将来ソレが戻ってくると言ったモノでは有りません。
※積立方式では無い
コレをきちんと理解していれば、年金は殆ど「税金」と同じで、「戻って来ないなら払わない」とかそういう類のモノでは無いと言う事が分かりますね。
だから年金は税金としてきちんと払わなきゃダメなんです。
ま、ソレは置いといて^^;
さて、将来年金をもらう為にはどうすればよいか???
簡単な話です!!
我々が受給する頃に年金支払者が多ければ良い訳です。
若い世代が多ければ多いほど良いのです!!
これには幾つかアプローチが有ります。
移民受け入れと少子化対策です。
移民は置いといて^^;
少子化対策!!
コレは是非必要。
(ココからは細かい計算は抜きにして、原理的な事で書きます。
実際の年金システムと違う部分も有るかと思いますが、ソコは見逃してください^^;)
日本は今、出生率(合計特殊出生率)が1.39ですので、
単純に、その夫婦の子供が親の分(2人)の年金を支払ったとして考えると、
子供は1.44人分の年金を負担する事になります。
もし出生率が2だった場合、その夫婦の子供は1人分の年金を負担する事になります。
もし出生率が3だった場合、0.67人分の年金を・・・
と、言う事で、今の出生率では将来の年金が厳しい事が分かります。
さぁ、こうなったら対策!!
なるべく早めに子供を作る事だ!!
最低でも2人、ベストは3人、夢の4人(笑)
今、本気で少子化対策すれば、約20年後にその世代が社会に出始めて年金を支払ってくれる。
年金は、政治で行う事じゃなくて国民がやる事なんです。
私が思う究極な国は・・・
18歳未満は医療費・学費が無償、一部手当有り。
65歳以上は医療費、交通費、公共料金の8割を国が負担、+年金。
子供とお年寄りは何の心配も無く暮らせて、
その代り、働ける世代が高い税金でも年金でもなんでも払ってソレを支える。
結構今の世の中に近いのですが・・・
「働ける世代が高い税金でも」の所がなってないからダメなんだな~と思う。
しまいには働ける世代が「生活保護」とか言ってるし。
とにかく働く!!
働ける奴は働く!!
働ける場所が無いのは唯の言い訳!!
働いて働いて、税金払って、子供を作って・・・
そうすれば日本は良くなるよ。
うん。
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