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昔のノート見てたら・・・

懐かしい処理が出てきました。

コレは、ワークを回転させながらラインスキャンカメラで撮った映像を円形補正し、更にフィルタ処理をかけたモノです。

このフィルタで色々と試行錯誤していた記憶が有ります。

当時のメモによると・・・

                    3*3
X0 = S0 + (( ∑MiSi ) / 4) * Amp
                    i=1

X =   処理結果画素
M =   マスクパターン
S =   元画像画素
Amp = 強調パラメータ

マスクパターン
----------------
|  0 |  0 |  0 |
----------------
| -1 |  0 |  1 |
----------------
|  0 |  0 |  0 |
----------------

ベースはエンボス処理のアルゴリズム(マスクパターン)を利用し、
その微分値を強調パラメータで増幅し、元画像にフィードバックかけております。
 

との事・・・

ソコで得られた画像はコチラ↓

Maxview

 

ハッキリ言うと、この後の処理は大変やりにくい画像になりますが、

Viewer 画像としては最適な絵になります。

※人が目で見てワークの特徴をつかみやすい絵

人は目で見て直ぐに画像内の特徴や傾向等を処理する事が出来るのですが、

コレをソフトで行うには色々なアルゴリズムを駆使しなければならずなかなかメンドクサイもんです^^;

ちなみに、ソフト的にはこういった絵の方が処理し易い↓

Sobel

 

我々の扱う画像処理は、ほとんどが工業向けなので、光学系でなるべくソフト側をカバーするように設計します。

しかし、最近のワークはとにかく厄介(笑)

こういった厄介なワークを処理するのが画像処理アルゴリズムで有る訳ですが、

コレがまた面白かったりする訳ですよ^^;

 

時間が有ったらまたこういうテーマをやってみたいなぁ~

この前、DTMF 解析の時に使ったFFT で少し実験したい映像が有る。

※ DTMF 解析 http://s14.dcnblog.jp/pri/2011/02/dtmf-0ac9.html

バックグランドの輝度ムラや表面ムラと欠陥との判別とか・・・

低周波成分、高周波成分の分離で出来そうな気がするんだけどなぁ~

 

たまに昔のノートを開くとその当時やってた仕事の思い出とかよみがえって良いですね。

コメント

なんか懐かしいぞ!!

ハハハ^^;
グレイのフィルタ処理だね。
ちなみに、下の奴はソベルだよ。
コレはやったよね~
上の奴は私オリジナル(笑)

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