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なんか、諏訪の「温泉タンク」を思い出した^^;

諏訪で温泉を家庭にひいている家は、「温泉タンク」が付いて居るんですよね。
水道ではなく、温泉道(で良いのか?)から一定の湯量がずーっと流されてるんですよ。
この湯量は大元にバルブが有り、封印が付いていて市で決められてる流量に固定されています。
その湯量で温泉料金と下水道料金が請求されるのかな?
んで、24時間一定の量で流れっぱなしなので、バッファの為に温泉タンクが必要なんです。
タンクに温泉をためて、使うときにそのタンクから温泉が出てくる。
当然、使いすぎればタンク内がカラになって、大元の流量のチョロチョロ状態になってしまう。
タンクがいっぱいになれば、オーバーフローしてそのまま下水やお風呂場にチョロチョロと流れるようになってます。
 
コレ、なかなか画期的なシステム。
デリバリー側は、常に一定量の供給なのでピークが無い。
その為、デリバリーシステムもピークを想定した規模にする必要が無く無駄が少ない。
ま、その分、各家庭にはタンクが必要になる訳ですが、
利用者としてもその「温泉」が「有限な資源」として認識される訳ですよ。
利用者の管理範囲はタンクの残量。 コレが自分の資源。
 
我々は、水道、電気、基本的に必要であればその分供給されます。
コレを温泉タンク方式にしたらどうだろうか???
水道はまぁそのまま想像出来ますが、電気をこの方式にするには•••
蓄電ですね!!
蓄電技術は研究が盛んな分野だと思いますが、もっと高効率になっていけば、
一家に一つの蓄電器が有って、ソコに決められた電圧、電流で24時間蓄電。
使う方は基本的に蓄電器にたまっている電気しか使えない。
電気料金は、月々固定!!
足りなければ自分で電気を作りましょう!!
こんな事が出来ないだろうかと(笑)
 
問題は蓄電技術だと思うのですが•••
例えば、
電気を運動エネルギーに変えて保存しておいたり(家の基礎の上にでっかいフライホイールをぐるぐる)、
位置エネルギーに変えておいたりとか(高い所に液体をチョロチョロ上げて行く)
もしかしたら、供給電気で水素を生産し、水素を貯めて燃料電池にするとか。
まぁ、家庭規模ならどうにかなりそうですが•••
 
もう一個問題!!
電力会社は電気を沢山使って欲しいと言う事!!
電気をいっぱい使ってもらわないと儲からない。
だからこんな事はあり得ない^^;
 
でも、ピーク時の供給量を想定して発電機を増やすなら、
ピークを無くす事を考えるのも大切な事だと思うのですが。
※夜間電力を使った「節電機器」は電力会社も押してるが、イマイチ、ビジネス臭い•••
今まで原子力に投じてきた金額を考えればこの位開発出来るだろうと^^;
 
日本が国を挙げて輸出産業にしたかった「原子力発電」も、世界的に見方が変わってくると思うし、
思い切って新しい日本技術の柱を作って、ソッチに開発のリソースをふった方が良いのではと思いました。
 
諏訪の温泉タンクからココまで話を発展させればもう十分でしょう(笑)

コメント

発展ついでに!!
長野県でよく見る発電用のダム!!
私、高校生の時に見学に行ってOSM君と一緒にダムの下でドロップキックした記憶が有りますが^^;
あれも立派な電池ですよね。
表現は電池では不適切かもしれませんが、巨大な蓄電器の一つです。
水が溜まってると言う事は、電気を作る材料が溜まっている事になります。
んで揚水ダムだと、深夜電力で一旦下に放流した水をまた上のダムに戻してピーク時に備えます。
この時に消費するエネルギーを100とすると、揚水された水で発電される電力は70程有るそうです。
効率70%の蓄電器ですね。
昔は良く長野県のTVを見てると中部電力のCMで揚水発電の説明してたなぁ〜と!!
しかし、改めて考えてみると、大きな発電も「蒸気で風車を回す」だし、
大きな蓄電も、「水を上に持っていく」だし、
原理は非常にシンプル!!
と、言う事でした。

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