土壌からプルトニウム微量検出…福島第一原発
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110329-567-OYT1T00003.html
今まで検出されていたのは、核分裂後の物質。
コレは、まぁ出るもんだから出るでしょうと•••
プルトニウムは、前にもチョット書いたのですが、
http://s14.dcnblog.jp/pri/2011/03/post-3f49.html
(今後のエネルギー)
ズバリ、燃料です!!
半減期はめっちゃ長いですね。
記事にある238について語ったと有りますが、238で87年?
239が24360年、240が6580年
コレはまぁ良いとして、興味を示したのはPu−238!!
あれ?U−235とU−238の燃料でどうすればPu−238が出来るのかな? と•••
※三号機のプルサーマル用のMOX燃料にはおそらく元々入っていると思われる。
ソコで調べて出てきました。
「側方反応鎖」
何ソレ? と言う事で、得意のWiki ると•••
こんな言葉無いんです^^;
サーチエンジンでも見つからなかった•••
いずれにせよ、U−238が中性子を吸収して2段階経てPu−239になるのと反対に、
U−238が中性子を吸収して逆に二個の中性子を出してU−237になる。
ソレがまた別のモノになって、更に中性子を吸収して最終的にPu−238になる。
と言う事は、最初のU−238の段階での吸収してU−239になるか、
吸収ー>放出してU−237になるかの確率は良く分かりませんが、
U−239はそのまま放っとけばPu−239になると思われます(本当の事は知らないが!!)
ところが、Pu−238になる為に、U−237はその後更にもう一回中性子を吸収する必要が有る。
専門的な知識が無いので本当に分からないのですが、
コレって確率からすればPu−239の方が多く出来るんじゃないのかな???
って言う素人考えになります。
ソレより更に中性子が多い同位体は、また更に吸収しなければならない為、確率も減るんじゃないかと•••
※中性子吸収の確率だけでモノを言えば、Pu−240とPu−238は同じか???
結局、一発の中性子吸収だけで出来るPu−239が一番多くても良いはず!!
コレは、あくまでも素人の考えですので専門的な方が見れば「何を馬鹿な事を•••」と言われるかもしれません(笑)
しかしPu−239はまさに燃料!!
ソレがおんもで検出されたって事はまぁ大変なんでしょうね。
燃料棒は融けてます。
因に、そんなモノを数十年前までは大気中でズガンズガンとブチまけていたので、
基本的に少なからず土壌で検出されるらしいが^^;
※半減期が超長いから無くならないのかな?
っていうか、なんで記事はPu−238の説明なんだろう???
半減期が一番短いからか?
なんかチョット疑問に思った。
まぁ、プルトニウムは非常に重いのでそんなにビュンビュン風に乗って飛んでかないと思うし、
とにかく気をつけて作業をして欲しいなぁと思います。
もはや出るモンは出てしまっているので、肝心な事は今の状態の対策と、
その後、どうやって前の状態に近づけるか?
コレの検討でしょうね。